「知らない番号から電話がかかってきたけど、見たことない12桁の番号だった」
そんなこと経験したことはありませんか?
日本では、基本的に「10桁」か「11桁」の電話番号しか使われていません。
12桁の電話番号から電話がかかってきたら、「怪しいなあ」と思っちゃいますよね。
この記事では12桁の電話番号の正体と、なぜ12桁の番号から電話がかかってくるのか解説しています。
12桁の電話番号の正体は?
日本の電話番号は、基本的に「10桁」か「11桁」しかありません。
- 固定電話やフリーダイヤル(0120)の10桁
- 携帯電話やフリーダイヤル(0800)の11桁
なので「12桁」の電話番号は、日本の電話番号ではありません。
12桁の電話番号の正体は「国際電話(海外からの電話)」です。
日本の電話番号は「0」から始まりますが、国際電話は「0」以外の数字から始まります。
なので「0」以外の数字から始まって、12桁の電話番号なら「国際電話」で間違いありません。
ちなみに国際電話は、先頭の数字でどの国からかかってきているか判断できます。
詳しくは国際電話番号の一覧を確認してみてください。
12桁の電話番号が増えている理由は?
電話詐欺グループは、もともと固定電話や携帯電話の電話番号を使っていました。
しかしこの数年は、「050」で始まるIP電話を使うようになりました。
IP電話は本人確認の必要がなく、固定電話と比べて安く購入できるからです。
しかし2023年6月、日本政府がIP電話契約時の本人確認を義務化する方針を打ち出しました。
これでIP電話を使用することが難しくなると感じた詐欺グループは、国際電話に目をつけました。
国際電話の電話番号は、国によりますが、アプリで簡単に入手できます。
こういった理由から、国際電話を使った詐欺電話が急増するようになりました。
12桁の電話番号から電話がかかってきたら?
12桁の知らない国際電話は、詐欺電話の可能性が非常に高いです。
なので知らない国際電話から電話がかかってきたら、完全無視しましょう。
海外のサービスを使っている場合、緊急の電話がかかってきたかと思う場合もあります。
サービスの内容にもよりますが、いきなり電話をかけてくることは考えにくいでしょう。
どうしても気になる場合は、かかってきた番号をネットで検索してみましょう。
検索してもわからない場合は無視です。怪しいものには絶対に手を出さないほうが良いです。
まとめ:電話番号の桁数が12桁の知らない電話からの着信!
12桁の知らない電話番号は、まず間違いなく詐欺の電話です。
商品の営業や勧誘といった迷惑系の電話の可能性は低いです。
詐欺系の電話に出ると、恐ろしいトラブルに巻き込まれる可能性があります。
知らない12桁の電話番号から電話がかかってきたら、基本的に無視しましょう。