ココナラのサービス手数料は高すぎ?計算方法や高い理由などをご紹介!

この記事ではココナラのサービス手数料について解説しています。

ネットで「ココナラのサービス手数料は高い!」というコメントを見かけます。

確かに他のサービスと比較しても、ココナラのサービス手数料は高いと感じます。

しかしサービス手数料が高いのには、きちんとした理由があるんです。

この記事を読めば、ココナラのサービス手数料が妥当であることが理解できますよ。

この記事はココナラ出品者向けの内容となっています。

ココナラユーザーの声を知りたい人はココナラの口コミ・評判をチェックしてみてください。

目次

ココナラのサービス手数料をご紹介

ココナラのサービス手数料は2021年4月12日に改定されて、以下のようになりました。

  • 販売手数料:一律22% (税込)
  • 購入手数料:一律5.5%(税込)

出品者だけでなく、購入者にもサービス手数料がかかります。

ちなみに以前のサービス手数料は以下の通りでした。

  • 販売手数料:販売金額 1円~ 5万円:27.5% (税込)
          販売金額 5万円~10万円:22% (税込)
          販売金額10万円~50万円:16.5%(税込)
          販売金額50万円~ :11% (税込)
  • 購入手数料者:手数料なし

 

高額商品の販売手数料が割高になり、低額商品の販売手数料が割安になりました。また購入者に手数料がかかるようになりました。

なおサービス手数料以外に、以下の手数料がかかります。

手数料の種類負担者金額
コンビニ決済購入者150円
キャリア決済購入者100円
銀行振込購入者振込手数料
売上金の振込出品者 3,000円未満:160円
3,000円以上:無料
売上金の組戻し出品者 銀行ごとに設定された手数料

コンビニ決済などの支払方法について詳しくは、「ココナラで購入時の支払い方法」を読んでください。

ココナラの報酬金額と支払金額の計算方法をご紹介

ココナラの「報酬金額と「支払金額の計算方法は以下の通りです。

  • 出品者の報酬金額=(販売金額) – (販売金額 × 22% (手数料))
  • 購入者の支払金額=(販売金額) + (販売金額× 5.5%(手数料))

例えば10,000円の商品やサービスが購入された場合

  • 出品者の報酬金額:(10,000円) – (10,000円 × 22% (手数料)) = 7,800円
  • 購入者の支払金額:(10,000円) + (10,000円× 5.5%(手数料) = 10,550円

となります。

オプションを含む場合の計算式はこちらです。

  • 出品者の報酬金額=(販売金額+各オプション金額) – ((販売金額+各オプション金額) × 22% (手数料))
  • 購入者の支払金額=(販売金額+各オプション金額) + ((販売金額+各オプション金額)× 5.5%(手数料))

報酬金額と支払金額の計算が面倒なら、以下のツールを使ってみてください。

ココナラ手数料自動計算シミュレーションツール

販売金額とオプション金額を入力するだけで「報酬金額」と「支払金額」がわかりますよ。

ココナラ以外のサービスの手数料と比較しました

ココナラのサービス手数料が高いかどうか確認するために、他のサービスの手数料と比較しました。

サービス手数料
購入者:5.5%
出品者:22%
購入者:なし
出品者:5~20%
購入者:なし
出品者:16.5%
購入者:なし
出品者:3~15%
購入者:なし
出品者:10%~30%
購入者:なし
出品者:11%~22%
購入者:なし
出品者:25%

販売手数料が高く、購入者も手数料を負担するので、総合的にココナラのサービス手数料は高く感じます。

ただ各サービスによって違いがあるので、数値を比較しただけでは高いと言い切れません。

他のサービスの概要や特徴については、「ココナラの類似サービスをご紹介」を読んでください。

ココナラの手数料が高い理由は?

ココナラの手数料が高いのには、明確な理由があります。

一般的なモノのECに比べて手数料が高いというご指摘は多く頂きますが、まだまだ認知が足りないスキルのマーケットを世の中に確立していくために、プロモーションをはじめとした先行投資に使わせていただいております。スキルのフリーマーケットという新しい市場を切り開いてきたパイオニアとして、手数料が安くても顧客が少なくサービスが売れないマーケットよりも、適切な手数料を頂き、皆様の売上が少しでもあがるような場を作っていくことが、ココナラの責務だと思っております。

引用元:ココナラ公式サイト

これはココナラのCEOが発言された内容です。

簡単にまとめると、「高い手数料を取るのは売買の活発なマーケットを作るため」ということになります。

プロモーションとはTVCMやネット広告のことです。たしかにこれらは大きな費用がかかります。

しかしTVCMやネット広告を出すと、多くの人に認知・利用してもらうことができます。

これはGoogleトレンドといって、そのサービスの検索状況(=人気)がわかるツールです。

TVCMやネット広告を出し始めた2018年頃から、ココナラの人気が高くなっています。

手数料が有効活用されて、大きなマーケットに成長していることがわかります。

大きなマーケットではサービスも売れやすくなります。出品者には大きなメリットです。

こう見ると、一概にココナラの手数料が高いとは言えないと思います。

外部誘導はルール違反なのでやめましょう!

「ココナラはサービス手数料が高い!」という理由で

トークルームでメールアドレス等を伝えて、直接取り引きをされるケースがあります。

しかしこういった直接の取り引き(外部への誘導)は、ココナラのルールで禁止されています。

詳しくは公式サイトを確認してください。

前の章で書きましたが、サービス手数料はココナラの「集客」のために使われているようなものです。

ココナラを使って「集客」だけして手数料は払わないなんて、そんな都合のよいことはありえないですよね、

ココナラでは外部の誘導がされていないか定期的にチェックしています。

外部への誘導がバレたらアカウント停止か、最悪はアカウント削除になります。

くれぐれも外部へ誘導にしないようにしてください!

ココナラの手数料が高いというデメリットの対策をご紹介

ココナラのサービス手数料は、出品者ランクに関係なく一律「22%(税込み)」です。

直接的にココナラのサービス手数料を変更することはできません。

この章では間接的なサービス手数料の対策についてお伝えします。

手数料の対策①:手数料を考慮して販売金額を決める 

例えば「10,000円」のサービスが売れたら、出品者の報酬額は「7,800円」です。

これだと「2,200円」も損していると思う方が多いです。(単純に損とは言えないのですが)

だったら報酬金額が「10,000円」になるような販売金額(12,900円程度)を設定すればいいんです。

金額の計算はこちらのツールを使ってください。
ココナラ手数料自動計算シミュレーションツール

それだとライバルより高くて売れない!

と思われますが、販売価格に見合ったサービスを提供すればいいんです。

  • ライバルよりサービスの質を高める
  • 取り引きのやりとりを迅速に行う
  • 商品説明を丁寧に書く
  • プロフィールを詳細に書く

以上のように、努力できることはたくさんあると思います。

多少高くても「買ってよかった」と満足してもらえるサービスであればいいんです。

単純な値下げ競争はおすすめしません。自分の価値をさげ、モチベーションも下げることになります。

一番簡単な対策は「高くても売れている」ライバルをチェックしてみてください。

できれば購入者の目線で、プロフィールや商品内容を確認してみてください。

その人のサービスが高くても売れる理由が見えてきますよ!

ライバルを参考にするのはいいですが丸パクリはNGです。

手数料の対策②:安定して売れるように努力する

ココナラはアカウントが育てば、ある程度放置していてもサービスが継続して売れるようになります。

手間がかからずにサービスが売れるので、「手数料が高い!」と感じにくくなります。

ただアカウントを育てるには時間がかかります。

初めてサービスが売れて評価がもらえるまでは、特に時間がかかります。

評価がついていない出品者(新規出品者)は、どれだけ内容がよくても購入されにくいのです。

最初に何件かの評価をもらえるまで、販売金額を安くするのがおすすめです。

評価がつきはじめたら、本来の販売金額に戻していきましょう。

あとはブログやSNS等でサービスを紹介すれば、アクセスが増え購入者が増えるはずです。

最初は売るための努力を継続する力が必要です。これはどんな副業にでもいえることです。

手数料の対策③:他のサービスも併用する

ここなら以外にも自分のスキルを売買できるサービスはたくさんあります。

それぞれのサービスに特徴があるので、どれか1つを利用するのではなく「併用するのがおすすめです。

ココナラで売れない商品も、他のサービスで販売すれば売れる場合があります。

なのにココナラしか利用しないのは大きな「機会損失」です。

ココナラ以外のサービスも併用して、売り上げを大きく増やしましょう!

他のサービスの概要や特徴については、「ココナラの類似サービスをご紹介」こちらの記事をご覧ください。

ココナラの手数料のまとめ

ココナラのサービス手数料について解説しました、

ココナラの手数料対策は以下の通りです。

  • 手数料を考慮して販売金額を決める 
  • 安定して売れるように努力する
  • 他のサービスも併用する

ココナラのサービス手数料は高いですが、それは「集客」のためであり「出品者」のためでもあります。

ただ単に数字だけを見て「手数料が高い」と言えるものではありません。

ココナラはクラウドソーシング系のサービスと違い、自分から仕事に応募する必要がありません。

ココナラは手間をかけずに販売できるので、総合的に考えても手数料が高すぎるとは思えないです。

「手数料が高い」というだけでココナラを利用しないのは大きな損だと思います!

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